ザ・会社改造
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皆さん、こんにちは。
今日もお読みいただきありがとうございます。
今日おススメの書籍はこれ!
私は昨夜、一気に読んでしまいました。
三枝氏による「ザ・会社改造」
・経営者の切断力。切断とは人のクビを切ることではない。
・惰性にまかせてきた「経営の流れ」を切断し、組織の新しい方向を導き出し、それを実行するという意味だ。事業に(Kink:屈曲)を起こすのである。
・まずは問題のボトムに潜む本質に迫り、問題の構造を「単純化」しなければならない。
・それに基づいて新たな戦略を組み立て、<いま、そこにいる人々>のマインドを再結集させ、新たな外への戦いに向かって行くのである。
・私がターンアラウンド・スペシャリストとして磨いた経営技量は、大きく分けると3つあった。
1.組織末端まで「戦略」を落とし込み、皆を熱くする「戦略の術」
2.働きにくい組織を再生させるための「組織の術」
3.人を見分ける術
・本書には「フレームワーク」という言葉が頻繁に出てくる。
・「フレームワーク」とは、物事の本質や構造を理解し、わかりやすく説明するための「枠組み」のことだ。
・優れたトップ経営者は、トップ経営に関する引き出しをたくさん持っている。私はそうした引出しの中に入っている考え方やものの見方を「フレームワーク」と呼んでいる。
各章とも、前半では改革プロジェクトがうまく進まない「失敗の状況」が描かれ、後半ではその壁を打破して成功に向かって行くブレークスルー(突破口)が描かれており、すべて実話です。
各章に出てくる「フレームワーク」は多くの会社に当てはまる汎用性と普遍性を含んでいる、と感じました。