修身のすすめ

2017.03.10 社長日記

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皆さん、おはようございます。

今日も「社長日記」をお読みいただきありがとうございます。

今日ご紹介する書籍はこちら。

SBIグループ代表、北尾さんによる「修身のすすめ」

北尾さんの書籍はいつも勉強になります。

以下、印象に残った部分です。

・講演の中で私が話した「五知」という宋の賢人「五知先生伝」に出ている言葉についてご紹介したいと思います。

・一つ目は「時を知る」ということ

・私はよく、”Timing is everything”と言っています。

これはタイミングが非常に良いということ、あるいは時流に乗るということ、時宜に従いその時々において臨機応変に対応する等々、様々な意味が含まれています。

・二つ目は「難を知る」ということ

これは「こういうことをすれば、こういうふうに問題になる」という意味において、難を知ると言うことです。

・三つ目は「命を知る」ということ

・「論語」に「命を知らざれば以て君子たること無きなり」とあります。

・自分にどういう資質があり、能力があり、これをどういうふうに開拓して自分をつくっていくのか。それを学ぶのが「命を知る」ことです。

・四つ目は「退を知る」ということ

とくに起業家の場合、イケイケどんどんを知っている人は結構多いのですが、退くべき時に退くということを知らねば自滅してしまいます。

・五つ目は「足るを知る」ということ

・「老子」の一文に「足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り」とあります。

・あるいは「知足安分の戒め」という言葉もありますが、こういうことを常に頭に入れておくことが重要ではないかと思います。

・上述した五つはいずれもなかなか難しいことですが、そういうふうに心がけるということが非常に大切なのです。

 

北尾さんによる多くの「修身の教え」が詰まっていました。

人生における成功と世俗的な成功は無関係である、との認識を持ち、人として生を受けた以上、人格を高め、心をみがき、日々努力していくことが大事。

身の引き締まる教えが多いので、ぜひ、チェックしてみてください!