星の王子さま
「星の王子さま」
人生の大切な教訓を説いてくれる名作です。
この本、読めば読むほど奥深い作品なので、
簡単ではありますがあらすじをご紹介します。
①飛行士の「ぼく」がサハラ砂漠に不時着。星の王子さま、と出会う。
②王子さまが星を捨ててきた理由が「バラ」である、と聞く。
③「ぼく」はこれまで王子さまが回ってきた6つ、の星の話しを聞く。
④バラが何千本もあった地球。王子さまはキツネと友達になり、
大事なことに気づいた、という話しを聞く。
⑤王子さまは蛇に咬まれる、という方法で自分の星に帰る。
♯1 「星の王子さま」は王子さまの話しを「ぼく」が聞く形式。
♯2 王子さまが行った6つの星は、人が人生で溺れがちなものの象徴
♯3 一輪のバラは、あなたが本当に愛情をかけて大切にしているもの
「星の王子さま」で重要な登場人物ともいえる「バラ」
この「バラ」が原因で自分の星を飛び出してきたわけです。
地球に来た王子さまは「バラ」が何千本も生えているのを見て、
ごく普通の花、であることを知るのです。
でも同じ「バラ」であっても自分の星に咲いたバラが、何千本もの「バラ」とは違うことに気づきます。
何が違うのでしょう?
人によって、その解釈は様々ですが
自分の大切なものに置き換えてみるといいかもしれません。
私は「運命の人」に置き換えてみました。
私の実体験から言えば、
「運命の人」とは、突然出会うわけではないものだ、と。
相手を大切にしながら過ごした時間、歴史、が
少しずつ相手を「運命の人」にしていく。
大切に過ごした時間が積み重ねとなって、いつの間にか
かけがえのない存在になっているんだ。
そして、「運命の人」となる。
いつの時代も忘れてはいけない愛情の大切さを教えてくれる
「星の王子さま」
「目で見えるもの」だけではなく、気持ち、っていう「目に見えないもの」も大切にしていくんだ。