全力中年

2016.12.29 社長日記

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皆さん、おはようございます。

今年も残すところ、あと三日、となりました。

振り返ってみれば、すべて良し。

未来を担う、若い人たちにアドバイス。

事業を営む上で、組織の一員として働いているときに

軌道に乗せるため、上手くいかせるために、

「最短距離でいこう」「近道を探そう」「合理的にやろう」という

考え方にとらわれ過ぎると、

実は遠回りをする確率が上がるのです。

私自身、個人事業主時代、法人設立間もない頃は、

飛び込みの営業やアポイントをとりまくりました。

会いたい、と思った人にはアポもとらず押しかけて、

会食のお誘い等にはほとんど断らずお付き合いして。

それらは自分のやりたいことや、仕事とは関係があるのかどうか

わからない、一見、回り道に見えるものでした。

ただ、一通り経験してみないと判断できないので、

全てに全力で取り組んでいた気がします。

結果、無駄なことをしたから無駄なことと大事なことが分かるようになり、無駄だ、と思った中から有益なものをたくさん見つけて今に至っています。

はたから見たら無駄に終わったかのように見えるものもありますが、

それらは今の私自身の事業を営む上での「骨」となり「肉」となり「血液」となっているのです。

最初から回り道をせず、これだけやっていれば「正解」と

最短距離を見渡せる人はそうそういない、と思う。

そう思って、考え方、行動、を絞り込んで上手くいかない時は、

すべてが台無しになる。

新たに行動に移す時、新たな展開を迎えた時には、

外の世界、広い世界、様々な考え方、に触れるといい。

視野が広がるし、考え方も柔軟になるから。

そして、

実は、無駄なことをしない人の方が、リスクが大きいことが分かる。

一緒に「全力回り道」をしてみませんか?