さすらい
海の波、のように
空の雲、のように
自由気ままに、さすらってみる。
歩く、走る、転がる、ジャンプ。
どれがいい?
でもね、周りは「さすらわない」人が多いから
少し気になる。
遠ざかる「波」の先の
遠ざかる「雲」の先を見ていたら、
ぼんやりとね、まだ形にはなっていない未来が見える。
真に受ける。
道の途中でも、会いたい人には会いに行くんだ。
そう、行けるところまで行ってみる。
「波」にゆられて
「雲」にゆられて
さすらってみる。
今見えているものは、誰のための道しるべか?
頭の中に、胸の隙間、に入り込んでいるのだから
さすらってみないと気づかない。
未来を夢見て。