インディゴブルー
そりゃ、そうだ。
みんな、傷つくのは嫌だし、恐れている。
当事者にならなければ、気楽なものさ。
責任を回避できるし、言い訳ができる。
傍観者、ってなんだろう。
気楽に好きなことを言えるし、できる。
そういう人に限って、興味があることだって
自分から興味があることすら言わない。
バリア、を張るんだ。
自分で考え、動くことすらしないで
自分の眼前に「それ」が来るのを待っているだけ。
そんな都合よく、勝手に、自動的に
そんなことが起こるはずもないことを知っているのに。
それなのに、なんとも思わないそぶりをしたり
目をそらす。
自分が情けない、とか
みっともない、とか
思ったとしても、それすら認めない。
認めたら、自分の責任を認めることになるから。
だから、何も感じていない、何も知らない、何もわからない、
そういった「ふり」をして、ただ、無表情に笑うだけ。
今の世の中、責任逃れや、事なかれ主義、が
蔓延している。
いつからそうなったのか?
それとも、ずっと、そうだったのか?
現状に満足しているはずはないのに。
そんな状況に感じるストレスやうっ憤、強い苦しみ等の
感情をぶつけているように見えるのは気のせいではないはず。
答えはないの?