蜜蜂と遠雷
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皆さん、おはようございます。
今日も「社長日記」をお読みいただきありがとうございます。
身近な人に勧められ、昨夜、一気に読み終えた
恩田陸氏の「蜜蜂と遠雷」
舞台は芳ヶ江国際ピアノコンクール。3年ごとに開催され、6回目を迎えるコンクールは、優勝者が世界屈指のSコンクールでも優勝した実績があり、近年評価が高い。コンテスタントや審査員たちだではなく、調律師やテレビの取材者等、さまざまな人間の生き方、考え方が交錯し、白熱します。
メイン、となる4人のピアニスト。
風間塵、栄伝亜夜、高島明石、マサル・カルロス・レヴィ・アナトール
4人のピアニスト。背景は全員バラバラですが、共通しているものに「ピアノが大好き」そして「純粋でいい人」
登場人物の魅力により、どんどん引き込まれていきます。
そして、彼らをサポートする周りの人たちそれぞれの思い、行動、もまた素晴らしく、人は皆、支え、支えられて生きている、ということを実感でき、清々しい気持ちになれました。
ハイレベルなコンテストの第一次予選から本選に至るまで、
最後まで彼らが残るのかどうか判断がつかない緊張感もあり、
そして、本選ではいったい誰が優勝するのか最後までわかりませんが、結果として多くの方が納得するであろう、結末、となっています。
史上初の、本屋大賞、と直木賞受賞、の作品。
ぜひ、読んでみてくださいね!^^