自閉症の治療法

2016.12.12 社長日記

ベクトルは上へ↗

皆さん、こんばんは。

いつも、「社長日記」をお読みいただきありがとうございます。

今日は自閉症の治療法について考えてみます。

自閉症は、通常生後30ヶ月までに発症する先天的な脳の機能障がいです。 視線が合わなかったり、一人遊びが多く、関わろうとするとパニックになったり、 特定の物に強いこだわりが見られたり、コミュニケーションを目的とした言葉が出ないなどといった行動特徴から明らかになります。 その障がい名から、「心の病気」という誤った印象をもたれがちですが、自閉症は心の病気ではありません。
自閉症とは、先天的な脳の中枢神経の機能障がいで、自分を取り巻く様々な物事や状況が、定型発達者と呼ばれる私たちと同じようには脳に伝わらないために、 結果として対人関係の問題やコミュニケーションの困難さ、特定の物事への執拗なこだわりを呈するという障がいです。

自閉症の治療

1.療育→言葉や課題を分かるようにする、社会的行動トレーニング、環境を整える

2.投薬→脳機能を改善する、情緒障害や異常行動を改善する

3.漢方→睡眠障害の改善、腸の働きの正常化

4.鍼灸→脳への血流量増加、脳神経情報伝達の活性化

そして、最新の治療法として研究が進められているのが

・「ラパマイシン(mTOR阻害薬)による自閉症症状の改善」

・「ホルモンのひとつであるオキシトシンが自閉症の症状改善に効果」等があります。

いずれにしても、現時点では根治療はなく、症状の改善、軽減、

が目標になります。

自閉症の障がいの特性に応じて、できないところを補いながら社会生活が送れるように療育、訓練、治療を行い、社会適応を促していくことが主眼、となります。

また何か新しい情報が入りましたら、こちらでお伝えさせていただきます。