発達障害のピアニスト
発達障害のピアニスト・野田あすか
広汎性発達障害、解離性障害が原因で、いじめ、転校、退学、そして自傷、パニック、右下肢不自由、左耳感音難聴等で入退院を繰り返してきた。
4歳の頃より音楽教室に通い始め、ピアニストの道を志すようになるが、子どもの頃より人とのコミュニケーションがうまくとれず、それがストレスとなり、たびたび特異な行動をとる。
そんなときも、大好きなピアノが心の支えとなる。
22歳になるまで「発達障害」とわからなかったため、家族や周囲の人は困り、悩まされたが、本人も「どうして周りの人とうまくいかないの?」と悩み続けてきた。
その後、恩師との出会いにより、自分の心をピアノで表現することができるようになる。
たくさんの試練を乗り越えてきたことで、本人の奏でる
「やさしいピアノ」は多くの人の感動をよんでいる。