決断力
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天才棋士、羽生善治氏の書籍。
実は私、将棋ができるのです。
定跡の知識、読みの力、手筋のパターン、大局観、を見るのが
甘いため強くはありませんが・・・
人生や仕事において、またプライベートにおいても
参考になる一冊です。
将棋で頂点を極めた羽生さんの考え方が「直感」で決めているとは意外でした。
勝負事の世界では定跡を覚えるのは当たり前。そこからいかに、「ひらめくか」の勝負のようです。
何手も先を読み、論理的に戦う将棋の世界でこそ「直感力」が必要、という考えにはびっくりです。
失敗の経験や小さい成功の積み重ねによって、はじめて「直感力」が磨かれるとも。
どのような場面においても、あまり調べもしない場合の直感は、たんなる素人の「ヤマ勘」になってしまう。
しかし、いろいろ考えすぎてもいけない。
このバランス感覚が仕事において、プライベートにおいて、人生においては必要なんだ。
情報が多すぎても迷い、なさすぎると不安になる・・・
常に中庸な心が必要。
相反する2つのことを同時に行える人を「優秀な知性」がある人、
とも考えられる。
うん、そうなりたい^^
「決断方法」、「直感を信じる力」が身に付きます!