成功する人は偶然を味方にする
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皆さん、おはようございます。
今日も「社長日記」をお読みいただきありがとうございます。
こちらの書籍、よくありがちな「成功指南書」的な内容ではなく
才能や努力、と言った個人の力だけではどうにもならない社会的な問題を解決し、
幸運な社会をつくるための公共政策的な提案がなされている「経済学の本」でした。
以下、印象に残ったフレーズです。
・何年か前、新聞の連載コラムに「ささいな偶然のような出来事が人生を大きく
左右することは、想像以上に多い」と書いた。
・本書の元となったのは、こうした運に関する記事で、そのコラムは第一号だった。
・驚いたことに、読者から激しい批判が寄せられた。
・大半は、成功は才能と努力のみの結果だと主張する人たちからだった。
・もちろん、才能と努力は重要だ。
・だが、社会でも最大級のご褒美を獲得する競争はし烈で、才能と努力だけでは
勝てない。ほとんどの場合、運の強さは必須である。
・私は、運・不運が個人の資質の違いに繋がると訴えたいわけではない。
・近年の研究で明らかになった、偶然の出来事や環境的要因が、個人の資質や欠点とは
まったく無関係のものが、人生を左右するという事実をみんなにも知ってほしいのだ。
・「才能と努力だけで経済的成功が保証されるとしても(実際はされないのだが)、
運が不可欠であることに変わりない。才能豊かで、まじめに働く意欲が高いこと自体が、
そもそも大きな幸運によるものなのだから」。
ナポレオンが言っていたように「優れた能力も、機会が与えられなければ価値がない」
と同じことですね。
家庭環境、育った環境によって、早い段から獲得される優位性は確かにあるように感じます。
偶然にばかり頼るのは成功から遠ざかると思いますが、
「やるべきこと」をしっかりとやり、日頃の考え、行動、身を置く環境、
「気持ちのいい」人たち、と付き合うことによって
人生を左右するような「好運」や「偶然」が舞い降りてくる、
私もそんな気がします^^
ぜひ、「偶然」を味方にしていきましょう!