影響力の心理
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皆さん、おはようございます。
いつもお読みいただきありがとうございます。
「影響力」については、これ一冊で十分、と思える書籍ですので
印象に残った部分を抜粋します。
・どのように影響するものであれ、影響力とは他者への敬意を持ち、
他者を自分と同じくらい大切に考えている時こそ、より効果が上がると知っておくこと。
・弱みを見せながら長所を説明すると、結果として弱みが気にならなくなり、正直で信頼のおける人だと感じさせることができる。
・人のあらゆる行動は人間の基本的欲求によって動悸づけられている。それらの欲求のうち、もっとも強力なのが「安心感」「権力」「社会的貴族意識」「社会的受容」「性」そして「コントロール欲求」だ。
誰かを説得したいときは、提案が相手の基本的欲求を一つ以上満たすものだと説明するとうまくいく。
・人は自分自身のことはよくわかっていると思いがちだが、実際には自分のことをよくわかっている人などいない。
・集団の中でわたしたちは、一個人として考えることをやめ、「一番声が大きい人」がいる道へと進み始めてしまう。
そして集団はまた、個々人よりもはるかに感情的に反応する。
・代わりにあなたは相手が直面している問題を指摘することから始めよう。それから、解決策を提示する。「あなたの解決策」を選んでもらわなければならないのだ。そのためには、こう言うのがいい。「もし今何もしなければ、事態は悪くなる一方ですよ」と。
・そして、もっとも価値を置いているのが、こちらが手間と時間と関心を傾け、「相手のことを特別にずっと考えている」と感じさせることだ。
・だから、感謝の気持ちを忘れないうちに、借りは早く返したほうがいい。
・私たちは助けを求めてくる人が好きなのだ。助けを求めない人よりも、求める人の方を好むものなのだ。
普段、何となく行っている動作に一つの言動を加えるだけで、人に影響力を与えられるようになるかもしれません。
日々のコミュニケーションにおいて、相手の思考や行動に影響を与える方法をしっかりと理解し、他者への敬意を忘れない。
読みやすく、人間心理を学ぶ上ではおススメです^^