君たちはどう生きるか
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皆さん、おはようございます。
今日も「社長日記」をお読みいただきありがとうございます。
今日、ご紹介するこちらの書籍は、先日、次男と一緒に行った本屋さんで山積みされていた「君たちはどう生きるか」です。
そうですね、しいて言えば、中高生向け、として捉えるなら「論理」「道徳」をテーマにした内容です。
以下、印象に残ったフレーズです。
・自分たちの地球が宇宙の中心だという考えにかじりついてた間、人類には宇宙の本当のことがわからなかったと同様に、自分ばかり中心にして、物事を判断してゆくと、世の中の本当のことも、ついに知ることができないでしまう。
・大きな真理は、そういう人の眼には、けっしてうつらないのだ。
・今日、君がしみじみと、自分を広い世の中の一分子だと感じたということは、本当に大きなことだと、僕は思う。
・まず肝心なことは、いつでも自分が本当に感じたことや、真実心を動かされたことから出発して、その意味を考えてゆくことだと思う。
・君が何かしみじみと感じたり、心の底から思ったりしたことを、少しもごまかしてはいけない。
・そうして、どういう場合に、どういう事について、どんな感じを受けたか、それをよく考えてみるのだ。
・肝心なことは、世間の眼よりも何よりも、君自身がまず、人間の立派さがどこにあるか、それを本当に君の魂で知ることだ。
・そうして、心底から、立派な人間になりたいという気持ちを起こすことだ。
・コペル君、繰り返して言うけど、君自身が心から感じたことや、しみじみと心を動かれたことを、くれぐれも大切にしなければいけない。
・それを忘れないようにして、その意味をよく考えてゆくようにしたまえ。
受験前のわずかな期間しか勉強せず、中学時代は部活に明け暮れてほとんど頭を使わなかった私ですので、こんな問いかけをされていたら頭がパニックになっていたからもしれません。が、早くから気づき、知っておきたかったなぁー、なんて思ったりして。
子どもたちにも読んでほしい一冊です。
読書の秋、ぜひ、チェックしてみてください!