ここ３，４日続けて、珍しく実家の母親に連絡しました。

先週の土曜日、２２時前ぐらいだったかな？母親から「お父さんが熱がすごく高くて息苦しそうなんだけどどうしたらいい？」と連絡が。
詳細を伺うと３９度超えの熱がある。実家から車で２０分の場所に住んでいる私の妹（看護師）に連絡したけど繋がらない、と。持病のある父にとって、高熱が長く続くのはよくない、と判断した私は母に救急車を呼ぶように伝えました。

救急車で病院に運ばれ病院到着時には熱は４０度超え。X線診断では肺炎を起こしかけていて、すぐに点滴、解熱剤を投与。３時間ほどで症状が治まったようで何よりだったのですが、これからがやはり心配です。

私も妹も実家を出ているので両親は二人で生活しています。ただ、両親も７０歳を超え、特に父は持病があり中度の認知症を患っており、日頃、父の介護をしている母も年齢を重ねるとともに体力も落ちてきて疲れやすくなってきています。

昔から私の両親は自分のことは後回しにし、子どものことを最優先に接してきてくれました。そして、常に私たちの気持ち、考えを尊重してくれました。高校受験の時も、大学受験の時も。専門学校を選ぶ時も。何でもしてくれたし、いつもそうでした。よくよく考えてみると、これって簡単にできることではないですよね。

きっと、何か言いたいことはあったと思いますが、いつも見守っていてくれた姿には本当に尊敬しています。いざ自分ができるか？って聞かれたら、やはり、簡単ではない気がします。

今の私があるのは両親のおかげで、何て言うのか、両親の情熱や信念を存分に受けて育ってきたわけで、それは、親となった私の体の中にはしっかりと受け継がれていて、次の世代へと繋いでいくわけです。

だからね、感謝の気持ちしかないのです。

でね、そろそろ私の出番かも。なるべくそばにいてあげて、できる限りのサポートをしたい、と思っています。やっと、親孝行できる時が来たのかもしれません。生活スタイルは少し変わりますが、これまでの感謝の想いを込めて関わらせていただきます。

また、明日連絡してみます。