シアワセ探す
つい数年前まで得ること、拡大すること、ばかりを考えて生きてきたような気がする。
でも40歳を過ぎた頃から来るべき死に向かい、閉じていくこと、
手放すことを身につけよう、と考えるようになりました。
私たちは何かを手に入れて幸せになろうとしている。
モノ、お金、健康、友人。
でも手に入らなければ不幸なのか?
例えば、病人は不幸なのか?
そうだとすれば私たちは皆、不幸にまみれて一生を終えてしまう。
だって、病と死からは誰も逃れられない。
でも本当は病人だって、モノやお金がなくたって幸せになれる。
肝心なのは何かを手に入れることではないんじゃないか。
どのような状況であれ、心がけ次第。
「ある」幸せがあるなら、「ない」幸せがあったっていい。
そう考えると意外なほどに心が浮き立つ。楽になる。
人生は自由だ!
そして、どこまでも開かれている。